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ヘルプ / 特長16 · 動画制作

29 章 · 112 項目

特長16 · 動画制作

5 個の操作トピック。アプリ内マニュアルと同じ原稿です。

動画タイムライン:コマを連ねて動かす

ひと言で

画面右上の「動画 / GIF アニメーション」でキャンバス下にタイムラインが開きます。1コマはレイヤー全体のスナップショット(1枚のレイヤーではなく、その時点の画面まるごと)。コマごとに描いて直し、再生でつながります。閉じれば普通の画像と同じです。

3ステップ

1. 右上の「動画 / GIF アニメーション」で下のタイムラインを展開(再クリックで収納)。

2. 1コマ目を描き「現在の画面を次のコマに保存」(Alt+Z)→ 画面が新しいコマとして後ろに入り、自動で切り替わって描き続けられます。空白からなら「空白コマを追加」。

3. 「再生 / 一時停止」で確認。描き始めると自動停止。先頭・前・次・最後で送れます。

動画タイムライン:コマを連ねて動かす

ツールバーは左から5組

再生と送り:再生、先頭、前、次、最後。

増減と録画:空白コマ、次のコマに保存(Alt+Z)、削除(取り消し可)、作画録画。Shift+複数コマで一括削除、Ctrl+Z でまとめて復元。

カメラ / エフェクト / オブジェクト:カメラと画面切替は先にコマを選択。オブジェクトアニメーションはキャンバスで線・画像・文字・図形を選びます。

このコマの長さ −/+:1回につき10ms、現在のコマだけ変更。全体の時間より短くすることもできます。

残像 / 音声 / 書き出し:右端の「全体 83ms」が全体の既定速度。狭い画面では残りは「その他」。

速さ(ミリ秒)

全体の停止:既定 83ms(約12fps)、−/+ は10ms刻み、16~1000ms、大きいほど遅い。個別設定のないコマはすべてこれ。

コマごと:16~5000ms、0=全体に従う。コマのダブルクリックでそのコマを緑/赤の範囲にぴったり収める(「音声トラック」の項)。ステータスバーの「Nコマ・X MB・第Nコマ」でメモリを確認。

2つの補助

残像:前のコマを赤、次を青に重ねる位置合わせ用、書き出しには入らない。ホイールで濃さ、Shift+ホイールで枚数。再生中・1コマ文書では非表示。レイヤーの「玉ねぎの皮」とは別物。

作画録画:オンにすると1筆ごとに途中画面が生成され、再生時に「少しずつ描かれていく」様子が見られます。既定では5筆までが同じ編集可能なコマに残り、6筆目を描く前に自動で次のコマへ移ります。バケツ塗りと図形もカウントされます。タイムラインの「その他 → 1コマの筆数」で1~20筆または手動送りに設定できます。Alt+Z はいつでも次のコマを作成します。録画は110msごとに画面を取り込み、1筆あたり最大120枚。途中画面の再生間隔は既定83msで、「その他 → 筆と塗りの間隔」で変更できます。音声トラックの目盛りと書き出し間隔もこれに連動します。途中画面には個別に編集できるレイヤー構造がありません。

使わない場面

静止画1枚ならタイムライン不要。一辺2048px(2K)以上ではカメラ・トランジションが自動停止(「カメラ運鏡とトランジション」の項)。コマはレイヤー全体の複製なのでメモリに注意。コマ構造・長さ・カメラ・トランジション・途中画面・音声は .wci プロジェクトに保存され、PNG/JPG 書き出しでは平坦化されます。

カメラ運鏡とトランジション

2つを混ぜない

カメラは「そのコマを表示している間の動き」(ズームイン・ズームアウト・パン)、トランジションは「そのコマから次への変わり方」。両方オンなら カメラ移動 → 1拍定格 → トランジション → 次のコマ。どちらも選択中のコマだけ:先にコマをクリック(右上に小さな印)してから吹き出しを開きます。最後のコマには次がないのでトランジションは設定不可。

カメラ:7種

静止(既定)・ズームイン・ズームアウト・右/左/上/下パン。強さ 5~60%(既定30%)。カメラ時間 既定1000ms、100~5000msで、コマの停止時間とは完全に独立。動き終わると1拍定格してから次へ。

エフェクト:17種

基本=ハードカット・クロスフェード・黒/白フェード。方向=右/左/下/上へワイプ・スライド。形状=円形拡大・モザイク溶解・ブラインド・ピクセル化・グリッチ。時間 既定1000ms、100~2000ms(−/+ は50ms刻み)で、定格の後ろに追加され、設定した停止時間を削りません。ハードカットまたは0で瞬間切替。

組み合わせのリズム

第2コマに「ズームイン30% / 1000ms」+「クロスフェード1000ms」→ ゆっくりズーム → 1拍定格 → 1秒のフェード → 第3コマ。GIF/PNG 書き出しも同じリズムで実画面に展開されます。

効かない・使わない場面

一辺2048px(2K)以上では両方とも自動停止(全画面ピクセル常駐+毎拍合成で4Kは落ちる)、縮小してから。コマ未選択だと別のコマに付きます。一瞬で切り替えたいならハードカット(トランジションは余分な時間で全体が長くなる)。画面端に内容があるとズーム/パンで切れるので余白を残して。

音声トラック:アニメに音を付ける

できること

ツールバー「音声」で音声を読み込むと、コマ軌の下に波形トラックが増えます。2つの軌は同じ横軸と同じ再生ヘッドを共有し、画面と音は常に同拍。緑線=開始、赤線=終了、再生はこの範囲に従います。MP4 書き出しには音声が入ります。GIF/PNG には音声は入りません。

読み込みと形式

wav / mp3 / m4a / aac / wma / flac に対応。動画ファイル内の音声だけも取り込めます。

波形とツールバー:試聴、切り取り、貼り付け、取り消し、緑線マーク、赤線マーク、差し替え、削除、情報(ファイル/形式/長さ/サンプリング/チャンネル/サイズ/範囲)。

音声は .wci プロジェクトに保存。音声付き文書を閉じるときは編集可能なプロジェクト保存を促されます。PNG/JPG 直書き出しでは音が消えます。

音声トラック:アニメに音を付ける

緑線・赤線=再生範囲

緑=開始、赤=終了(音声自身の時間)。「緑線マーク」を押してから波形をクリックで移動、波形ダブルクリックで緑線を直接配置。音声トラックの ▶ は範囲だけを試聴(画面は動かない)、フレーム軌の ▶ が画面+音の再生(緑線から開始フレームを逆算、赤線はアニメ末尾へ)。コマのダブルクリックでそのコマを緑赤でぴったり囲む(コマを選んだときだけ連動)。

位置合わせと編集

音声トラックを左右にドラッグして全体をずらし、画面と音の拍を合わせられます(今回のプレビューのみ、コマも工程も変えません)。切り取り / 貼り付けで範囲を切って緑線へ挿入、「切り取りを取り消し」で戻せます。Ctrl+ホイールでタイムライン拡大、倍率クリックで100%へ。灰マスは約8秒刻みなので長い音声は横スクロール。

使わない場面

音付きの完成品は MP4 で書き出せます。GIF/PNG には音声は入りません。赤が緑より左だと再生できないので並べ替えを。長い音声は1画面に収まらないので拡大・スクロールを。

アニメの書き出し:MP4・GIF・PNG 連番

3つの書き出し形式

ツールバー「書き出し」には3項目:MP4 動画(音声付き)、GIF アニメ(そのまま送れる動く .gif)と PNG 連番(フォルダーに連番 .png、編集ソフトで続きに使う)。いずれもカメラ・トランジション・オブジェクトアニメーション・作画過程を実際の1枚1枚に展開し、画面と同じリズムで書き出します。

アニメの書き出し:MP4・GIF・PNG 連番

進捗とキャンセル

MP4・GIF・PNG連番の書き出し中は、完了した画像数と総数が表示されます。進捗ウィンドウの「書き出しをキャンセル」は処理中も反応し、現在の工程が終わると停止します。書き出し中はメイン画面を編集できず、終了後に戻ります。

GIF アニメ

最低 2コマ必要。既定で無限ループ(Netscape 拡張、非対応プレイヤーでも1回は再生)。各コマの遅延はその拍の実時間を10ms単位(最短10ms)で反映し、コマの長さ・カメラ・トランジションがそのまま入ります。256色インデックス+誤差拡散、透明は透明インデックスを保持。全画面ピクセルが上限を超えるキャンバスは拒否されるので縮小を。

PNG 連番

フォルダーを選びます(ファイル名ではない)。`frame_0001.png`、`frame_0002.png`… と最低4桁で出力。過程も展開されるため、画面上3コマ+1筆の録画が73枚になることも。本格的な動画・字幕・音楽にするならこちら。

できないこと・使わない場面

MP4 動画には音声が入ります。GIF/PNG に音声は入りません。残像・補助線・再生ヘッドも画面用で出ません。コマが多く画布が大きく、トランジションや録画が重なると枚数もサイズも跳ね上がるので、まず再生でリズムを確認。書き出し前に .wci プロジェクトを保存を(成果物は平坦化され、コマと音はプロジェクトだけに残ります)。

オブジェクトアニメーション:線・画像・文字を動かす

始め方

キャンバスで線、画像、文字、図形を一つ以上選び、タイムラインの「オブジェクト」(狭い画面では「その他 → オブジェクトアニメーション」)から動きを選びます。ブラシの線も使え、ベクターへの変換は不要です。設定は現在のコマで選択中のオブジェクトに適用され、カメラ移動やコマ間のトランジションとも併用できます。

動き

フェードイン・アウト、上下左右へのスライドイン・アウト、拡大して登場・縮小して退出に加え、跳ねて登場、ポップイン、左右に揺れる、鼓動、回転して登場、回転して退出があります。揺れと鼓動は最後に元の姿勢へ戻り、回転にはフェードも付きます。

調整と解除

強さは10%刻みで10~100%(初期値50%)、時間は100ms刻みで100~3000ms(初期値600ms)。時間はそのコマの再生時間に反映されます。選択した物だけを解除するには「オブジェクトアニメーションを削除」、コマ全体ならコマの右クリックから「オブジェクトアニメーションを解除」。Ctrl+Zで取り消せ、.wciに保存されます。再生とMP4/GIF/PNG連番の書き出しにも反映されます。特殊な塗りつぶしやフィルター要素は対象外です。